空港での検疫システムについては、前回の通り。
さて入国審査を経て、荷物の受け取りカウンターへ向かうと、持ち込み禁止品目が書かれたカードを持った係員があちこち見回っている。
肉や果物、加工食品、ベビーフードなど、詳細もしっかりと。
流れてくるコンベアー上の荷物には、これら禁止品目の違反カードが貼られているものや、検疫犬にチェックされましたよカードが貼られた荷物もちらほら。
ややややややばい。
ガッツリ持ってきている、、、
検疫中に必要になるかもと持参した、子供のレトルトカレーやら、私の酒のつまみやらが、スーツケースにそりゃあもう、たんまりと。
内心ヒヤヒヤしながら、自分の荷物が流れてくるのを待つ。
違反カードが貼られていないのを確認すると、心底ほっとした。
のも束の間、今度は日本から送った船便荷物の申請をしに、関税カウンターへ。
カウンターでは書類の確認のみで、係員に今回持参した荷物の中身を見せろと言われる。
やばい。相当やばい。
と冷や汗かきながら素知らぬ顔で、鍵のかかっていないリュックの中身を見せる。
係員が、これも見せて、と前泊に使ったものが入っているスポーツバッグを指さす。
これなら大丈夫、タオル着替えしかない。
がっちり鍵がかかり、日本のヤマトがしっかりビニールテープで梱包までしてくれたスーツケース2つ(輸入禁止品がどっさり入っている)は、開けろと言われなかった。
はーーーーーーーーー。
パパが11月に先に渡航した時は、空港の係員はほとんどいなくて、関税もスルーだった、荷物のことなんて少しも触れられなかった、と言っていたから、完全に油断していた。
私たちが到着したのは正午前、パパたちは夕方6時過ぎ。係員の数とやる気は、時間による違いなのだろう。
なにはともあれ、無事に入国ロビーに出ると、今度は市内への検疫タクシーに乗り込む。
入国時の検疫システムで発行された入国検疫書類を係員に渡すと、全身にものすごい勢いでアルコール消毒スプレーを浴びせられ、荷物もビッショビショになる程消毒され、なんだかわちゃわちゃと乗り場に連れていかれ、荷物もそれはそれは乱暴にタクシーに放り込まれ、かなり不安な気持ちのまま、我々もタクシーに乗り込んだのでした。
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by aaaaacco
| 2021-03-10 14:54
| 日々のこと(台湾)