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通算5年のベトナム滞在を経て、2011年本帰国。日本では高校の英語教師として奮闘。そして2021年、今度は家族共々台湾へ。


by aaaaacco
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空港での検疫システムについては、前回の通り。

さて入国審査を経て、荷物の受け取りカウンターへ向かうと、持ち込み禁止品目が書かれたカードを持った係員があちこち見回っている。
肉や果物、加工食品、ベビーフードなど、詳細もしっかりと。
流れてくるコンベアー上の荷物には、これら禁止品目の違反カードが貼られているものや、検疫犬にチェックされましたよカードが貼られた荷物もちらほら。

ややややややばい。
ガッツリ持ってきている、、、
検疫中に必要になるかもと持参した、子供のレトルトカレーやら、私の酒のつまみやらが、スーツケースにそりゃあもう、たんまりと。

内心ヒヤヒヤしながら、自分の荷物が流れてくるのを待つ。
違反カードが貼られていないのを確認すると、心底ほっとした。

のも束の間、今度は日本から送った船便荷物の申請をしに、関税カウンターへ。
カウンターでは書類の確認のみで、係員に今回持参した荷物の中身を見せろと言われる。

やばい。相当やばい。

と冷や汗かきながら素知らぬ顔で、鍵のかかっていないリュックの中身を見せる。
係員が、これも見せて、と前泊に使ったものが入っているスポーツバッグを指さす。
これなら大丈夫、タオル着替えしかない。
がっちり鍵がかかり、日本のヤマトがしっかりビニールテープで梱包までしてくれたスーツケース2つ(輸入禁止品がどっさり入っている)は、開けろと言われなかった。

はーーーーーーーーー。

パパが11月に先に渡航した時は、空港の係員はほとんどいなくて、関税もスルーだった、荷物のことなんて少しも触れられなかった、と言っていたから、完全に油断していた。
私たちが到着したのは正午前、パパたちは夕方6時過ぎ。
係員の数とやる気は、時間による違いなのだろう。

なにはともあれ、無事に入国ロビーに出ると、今度は市内への検疫タクシーに乗り込む。
入国時の検疫システムで発行された入国検疫書類を係員に渡すと、全身にものすごい勢いでアルコール消毒スプレーを浴びせられ、荷物もビッショビショになる程消毒され、なんだかわちゃわちゃと乗り場に連れていかれ、荷物もそれはそれは乱暴にタクシーに放り込まれ、かなり不安な気持ちのまま、我々もタクシーに乗り込んだのでした。



# by aaaaacco | 2021-03-10 14:54 | 日々のこと(台湾)
無事に飛行機に搭乗することはできたものの、もちろんちび怪獣2人連れてのフライトは、なかなかに苦難の連続で、、、

途中で長男が飽きてしまったり、気圧の関係で耳が痛くなり大騒ぎしたり、、、
でも乗客が圧倒的に少ないことや、同時期に渡台するご家族も一緒のフライトだったこともあり、なんとか乗り切ることができました。
乗客は20人前後。JALのスタッフの方が多かったのではないだろうか、、、
航空業界、こりゃ大赤字ですよね、、、

4時間のフライトを乗り切り、台湾へ到着してからは、さすがコロナ対策先進国!
あれよあれよと、システマチックに検疫ステップが進んでいくではありませんか。

まず飛行機を降りたらすぐ、第一関門。
SIMカードを確認されるブースがあり、現地の携帯電話を持っていない人は必然的に購入しなければならない。そして担当の人がスマホにSIMの挿入・設定までしてくれる。

続いて数十メートルもしないうちに、第二関門。
今度は出国24時間前に日本からオンライン申告しておいた、ウェブ検疫のチェック。
現地の携帯電話番号をここで再登録するも、なんだかうまく行かずで結局係員がウェブ申告を最初からやり直し。
検疫ホテルの情報や、日本の病院での陰性証明書なども細かくチェックされる。
でも若い係員さん、ウェブ登録も慣れた手つきでスムーズに終了。

続いてまた数メートルのところで、第三関門、これまでの第一、第二関門での書類総チェック。
すごい念の入れようだ…

そして第四関門、ヘルスチェック。
ここではサーモグラフィーのようなもので自動的に歩きながらスルー。

そうしてやっと、最終関門、入国審査。
ここでもまた、コロナの陰性証明書を見せなければならないが、大した時間もかからずに終了。

はーーーー、やっとおわったねー、なんて、同時赴任のご家族と安堵の気持ちで荷物受け取りカウンターへ向かったのでした。

が、まだまだこれから先も検疫システムはつづくのでした!

検疫の最中子供たちは、飛行機内で一眠りした次男も比較的ご機嫌で、同時赴任の息子くんと3人で仲良く遊びながら待っていてくれました。
とはいえ、またも空港の廊下で寝そべりみんなの注目をひくちび怪獣。

やれやれ。
コロナ先進国の検疫システム_d0178441_23121730.jpeg

# by aaaaacco | 2021-03-03 00:05 | 日々のこと(台湾)

いざ、出国


いざ、出国_d0178441_23090040.jpeg
2021年、2月22日、日本出発。
朝8時半のフライトのため、空港隣接のホテルに前泊し、6時には空港カウンターでのチェックインを済ませる。
空港内はガラガラで、私たち以外人がいない。

同赴任のご家族とも合流し、いざ出国カウンターへ向かおうとするも、ここで次男のイヤイヤが爆発。
早起きして、お腹が空いたんだろうな、、、
会社の特権で、出発までJALのさくらラウンジを使って良いとのことで、そこで朝食をと思っていたのだが、2歳の怪獣にはそんな事情理解できない。
でも時間は迫ってくるしで、ビチビチ大マグロのように大暴れする怪獣を抱き抱えながら、出国カウンターへ向かう。
そりゃもう、荷物検査身体検査、一苦労。
4歳の長男は初めての身体検査も1人でやらなければならず、係員のお姉さんの指示に従って、見様見真似でなんとかクリア。
あぁ、一緒にやってあげられなくてごめんよ、と思うも、ビチビチ暴れる怪獣は私の腕から抜け出し、荷物検査の受取場所周辺でいつものように床に寝そべりビチビチあばれている。
もういいや、放っておこうと、一人で頑張った長男を抱き寄せ褒めてあげる。

ビチビチ怪獣を回収し、いざ出国審査、からのラウンジへ。

このラウンジ、ファーストクラスの人しか使えないんですってよ!!

人生初のラウンジには、頭にターバンを巻いた中東系の方々がちらほら。
日本人は私たちだけでした。

いろいろ堪能したかったものの、空腹で大騒ぎしていた怪獣と、大人しくはしているけれどもやはり空腹の長男にまずは食べ物をと、前日にコンビニで買っておいたパンを食べさせ、空腹が和らぎご機嫌になった頃合いを見て朝食サービスの内容を見に行き、子供達が食べられそうなものをお願いして、係の方に席まで運んでもらう。
がしかし、満腹になった怪獣がだまってお椅子に座っているはずもなく、ニコニコとラウンジ中を歩き回る。
私は子の残したものを急いで掻き込み、アイスコーヒーを流し込んで、怪獣の相手をしていたらあっという間に搭乗時間。
堪能などする間など、これっぽっちもありませんでした。
ファーストクラスのラウンジよ…

いざ飛行機に搭乗すると、これまた人生初のビジネスクラス!
なんとまぁ。
会社の特権すげーな!

飛行機が離陸する頃には、怪獣は抱っこで寝落ち。
あぁこれで、しばらくは安堵の時間です。。。

何はともあれ、前泊からのワンオペ飛行機搭乗、なんとかかんとか、乗り切りました。


# by aaaaacco | 2021-03-01 00:00 | 日々のこと(台湾)
年明けすぐにでも渡航するはずが、ビザの申請ができなかったり、台湾の入国制限が始まったりと、なかなかスムーズに事が進まなかった、コロナ禍海外引越し。
やっと今日、引越し作業が無事終了しました。

なんとか一人でやり切ったぜ!!
荷物の梱包は全て業者がやってくれるとは言え、なかなかハードな準備期間でした。

それにしても、海外引越し、やっぱすごいなぁ。
普通の引っ越しとは違うのは、一つ一つの梱包がとにかく丁寧だということ。
大物家具までも既存の段ボールを切って箱を整形してしっかり梱包するし、一つ一つの値段まできっちり記入して、本当に仕事が細かい!
お陰で作業は丸2日かかりました。

心身ともに疲れ果てるとはこのことか…
というほど、これまでの準備期間での疲労が蓄積してか、なんだかぐったりしたまま迎えた初日、お天気もあいにくの荒れ模様で強風の大雨。
それでも、夕方作業が終わる頃には、この虹!

これはすごい。
なんだかこれまでの苦労が全て報われた気がしました。

きっと、大丈夫だ。
今回の引越しも、これからの台湾での生活も。
前途は明るい。
海外引越し第二弾〜家族赴任の準備とマンション退去_d0178441_21304722.jpeg

# by aaaaacco | 2021-02-16 21:21 | 日々のこと(台湾)

自宅検疫?ホテル検疫?

一難去ってまた一難。
ビザ取得後、すぐに浮上してきたのが検疫問題。
当初は子供達もいるし、自宅検疫を前提にマンションを借りよう(オーナーの承諾が必要)、と話していたものの、昨今のコロナ感染者急増を受け、マンション住民による組合でも承諾されないといけないことに。

それは、無理だろうな…
仕方ない、諦めるか…
ホテル検疫か…無事過ごせるかな…

と思っていた矢先、台湾側の入国規制時に新たに追加された検疫システムにより、検疫場所を国に申請し許可が降りれば、住民がどうこう言おうが許可された場所で検疫できるんだ!自宅で申請するからね!!
と台湾側の人事に打診され…

え?そうなの?大丈夫なの??

色々不安になり、言われた通り自宅でするか、ホテルでするか、友人や家族の意見を聞きまくり、私の心は右往左往。
でもやはり広くて自由のきく自宅がいいだろうと心も決まり、言われた通り自宅検疫で申請することに。

ところがどっこい、今度は国に申請するまでもなく、台湾側社長から自宅NG🙅‍♀️
出国前にPCR受けるものの、万が一空港や飛行機、移動の最中に感染し、検疫中に発症したら…
私自身が不安だろうし、マンションの住民にも迷惑をかける、その後長く住むのに肩身が狭いだろう、と…

全くもって、ごもっとも!

というわけで、ホテルに決定。
さぁ、フライトはいつにしようか?なんて話をしていたら、この検疫ホテルが、しばらく空きがないことが判明( ̄▽ ̄)

もうすぐ春節。
評判の良い検疫ホテルは春節明けまで満室、唯一空いているのがおよそ1ヶ月先。
オーマイ…
翌週には引っ越し、マンション退去を控えていたため、急いで引越しのリスケし、不動産屋に退去日の延期を申し入れ、息子の幼稚園も退園日を伸ばしてもらい…

なによりも、疲れ切ったフルワンオペにも終わりが見え、もうすぐいける!と思っていたのが1ヶ月も延期となり、私自身の気持ちが折れそうに…

いやしかし。
入院中の父にも孫の顔を見せてあげたいし…
老齢の母には重労働すぎる実家の大掃除もしてあげたい…

この1ヶ月は、親孝行期間だ!!  

と腹を括り、自分たちの身辺整理も含め、実家の大掃除に精を出すことにしたのでした。

なんとも思い通りには進まない、コロナ禍海外引越し。
私の気持ちばかり焦っているけど、子供たちはみんな一緒なら、いつだってどこだって、大丈夫なのよね、きっと。
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# by aaaaacco | 2021-02-10 23:14 | 日々のこと(台湾)